[ブログ] 注目のパートナー： Willowmore

Willowmoreについて教えてください。

Willowmoreはシンガポールを拠点とするIoT企業で、当社独自のスマート南京錠、スマートキャビネットロック、およびSigfox搭載のゲートウェイを通じてエンタープライズアクセス制御管理システムを提供しています。

このアイディアはどのようにして生まれましたか？

当社は、電気通信業界において20年以上の経験がある専門的な企業です。多くの運用会社で所有されている数十億の価値がある機器は、敷地内で機械式ロックやキーを使って厳重に保管はされてはいますが、破壊行為や盗難のリスクにさらされていることを運用会社では認識しています。解除キーは通常、アクセスが多い場所に保管されます。アクセス管理は簡単なプロセスでありながら、十分に真剣に受け止められていないのです。

製品に対する人々の反応はどうでしたか？

良い反応でした。当社のシステムでは、企業の資産にアクセスした人物、資産、日時、場所、理由に関するデータの収集、追跡、および分析を簡単に行うことができ、非常に透明性が高いものです。このシステムは、アクセス制御管理システムのモバイルアプリケーションとソフトウェア、そしてスマートロックを介してデータを収集します。
当社では現在、シンガポール、タイ、オーストラリア、およびインドネシアにおいて広範囲にわたる試験を行っています。

今日のIoTについてどう思いますか？

現状では、大半の企業には、現場の資産に起こったことに関する可視性やデータがありません。この状況は、現場があまりにも遠隔で、保守作業が行うべき頻度で実施されていないことが主な原因です。企業がありとあらゆる資産の可視性、透明性、および警戒性を得られるよう支援することが、Willowmoreスマートエコシステムの目的です。

Willowmoreが次に目指していることは何ですか？

当社は、今後2年以内にアジア太平洋地域、米国、および欧州連合地域へとさらに拡大していく予定です。Willowmoreは、豊富なデータを活用してサイトを保護し、物理ロックの域を越え、効率を向上させるデータ会社であると考えています。最終的には、天気や交通に関する情報などを扱っているサードパーティのデータをシステムに組み合わせることで、渋滞地域や悪天候の中、保守作業員が向かわなくて済むようなシステムも予定しています。

なぜSigfoxなのですか？

Sigfoxは、極めて軽量で設置が簡単、そして最も重要なのがエネルギー効率の良い状態を維持できるように設計されており、バッテリーで簡単に電力を供給できることです。WillowmoreがSigWAVを開発した理由がこの点にあります。SigWAVはBluetoothとSigfoxを使用してセンサーと通信しシステムにデータを送信する、IoT初の産業グレード小型ゲートウェイです。SIG-WAVをWMキーレススマートロックと同じようにWMSensorと組み合わせることで、企業がアセットをリモートで監視する際に役立つリアルタイムデータ、貴重な情報、緊急時等ののアラートを提供したいと考えています。