Surbana Jurong、テマセクポリテクニックにおいて最大の統合施設管理プラットフォームの1つを展開。

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UnaBizの3,000を超えるIoTセンサーを備えたプラットフォームでキャンパスにおける二酸化炭素排出量削減。

シンガポール、2021年6月23日。テマセクポリテクニックの30ヘクタールのキャンパスへのシンガポール最大のデジタル統合施設管理(IFM)サービスプラットフォームの展開に、Surbana Jurongが任命されました。

景観、リンクウェイ、敷地内の49の建物を含むキャンパス全体の作業プロセスと運用効率を改善するデジタル化計画の一環として、テマセクポリテクニックはデジタル統合施設管理サービスプラットフォーム開発のための入札を呼びかけました。

IoTサービスプロバイダーとして任命されたUnaBizとともに、Surbana Jurongはキャンパス全体に3,000を超えるセンサーを配備。障害の特定やリスクの予測によって、施設の状態の変化を前例のない精度で予測できるデジタルツインに、リアルタイムで正確なデータを提供します。デジタルIFMプラットフォームは、空調および換気システムのデータを監視および同データを収集し、温度と湿度のレベルが適度に保たれるようにします。キャンパスのさまざまな場所に設置されたセンサーでは、特定の施設内の人数を監視し、人数制限を超えないようにすることもできます。キャンパス管理者は、これらのセンサーから収集されたデータを活用することで、運用コスト効率を高めるなどのキャンパスの再構成にも役立てることができます。

施設管理プラットフォーム上のさまざまな機械的および電気的システムから収集されたデータを集約することにより、エネルギー使用量をモニタリングし、コストを削減、また、二酸化炭素排出量を抑えられる部分を特定できるようになります。

テマセクポリテクニックのキャンパス(フォトクレジット:テマセクポリテクニック)

テマセクポリテクニックの土地及び施設管理ディレクターであるGary Png氏は、次のように述べています。「SurbanaJurongとそのテクノロジーパートナーであるUnaBizと協力して、二酸化炭素排出量を削減しながら、より効率的な建物の運用を可能にする施設管理デジタル化計画の大部分を実現できることを嬉しく思います。30ヘクタールのキャンパス内に49の建物があるため、キャンパス全体でスマート施設管理ソリューションを実装することはとても実用的です。持続可能で我々のリソースを節約するだけでなく、統合施設管理を学ぶ学生にも、実践的な学習と実務経験という利益をもたらします。このような実際のデータから導き出す意思決定を学ぶことで、これからの施設管理の将来に触れることができるのです。」

デジタル施設プラットフォームのセットアップは、建物の運用と保守作業プロセスをデジタルで統合するという建築建設庁の統合デジタル配信(IDD)ビジョンに沿ったものです。

IDDは、建設業界の変革マップにおいて重要な推進力を持っており、計画から設計、建設、運用までのプロジェクトのライフサイクル全体を通じ、テクノロジーを使用する高度なスキルを持った労働力を訓練するシンガポールの取り組みと一致しています。

Surbana Jurongの施設管理部門であるSMM Pte LtdのマネージングディレクターであるJames Chan氏は、次のように述べています。「過去6年間のテマセクポリテクニックの施設管理サービスプロバイダーとしての経験に基づいて、Surbana Jurong独自の24Kプラットフォームを含む革新的なデジタルソリューションにより、サービス提供を強化しています。私たちのソリューションの明確な利点の1つは、環境のリアルタイムの情報と、さまざまな機械的および電気的システムの状態をテマセクポリテクニックが受信できるようにすることです。そして、それらが故障したり、結果として不要なエネルギーとコストを浪費したりする前に、それらを修正できることです。」

UnaBizシンガポールのマネージングディレクターであるJonathan Tan氏は、次のように述べています。「デジタルツイン、IoT、機械学習の統合によって、施設管理者はデータをアクションに変換することができます。ビルインフォメーション施設管理モデルと組み合わせた正確なデータへのリアルタイムアクセスにより、施設管理者は発生した問題に即座に対応できます。さらに、高精度予測で、故障を防ぎ、建物のパフォーマンスを最適化することで、エネルギー効率を高めます。これらは持続可能性を推進する大きな力です。」

FAQ(よくある質問)

Surbana Jurongについて

Surbana Jurong Groupは、グローバルな都市、インフラストラクチャ、およびマネージドサービスのコンサルティング会社であり、70年以上の数々のプロジェクト成功の実績があります。シンガポールに本社を置くこのグループは、Surbana Jurongと、40カ国以上120以上のオフィスに拠点を置くメンバー企業である、AETOS、Atelier Ten、B+H、KTP、Prostruct、RBG、SAA、Sino-Sun、SMEC全体において 16,000名を超えるグローバル人材プールを持っています。建築家やデザイナー、プランナー、エンジニア、そしてより良い未来を形作るための進歩的な思考と創造的なアイデアに駆り立てられた専門家たちです。

我々の技術専門家は、計画と設計から納品と管理、廃止措置と閉鎖まで、プロジェクトのライフサイクル全体をカバーする持続可能なソリューションを提供します。 私たちは、航空、ヘルスケア、ホスピタリティ、輸送、エネルギー、水、環境など、さまざまな分野にわたる学際的なコンサルティングサービスを提供します。

Surbana Jurongは、シンガポールに100万戸以上の住宅を建設し、30か国以上で基本設計を作成、世界で100を超える工業団地を開発しました。 私たちのコンセプト「都市を構築し、生活を形成する」は、すべてのプロジェクトまたは事業が、願望を実現し、生活を豊かにするグループにとっての機会であるということを表しています。 高品質の住宅、オフィス、道路、鉄道、水力発電、ダム、地下および沿岸の保護、およびクライアントが必要とするその他の重要なインフラストラクチャを設計および提供することにより、私たちは都市を再定義し、今だけでなく将来のコミュニティやビジネスが繁栄できる、持続可能で住みやすい空間に変えています。

より詳しくは、こちらのウェブサイト(英語)をご覧ください。www.surbanajurong.com