台北へようこそ。SigfoxのHacking Houseが帰ってきた

2019年3月5日 – UnaBizは台湾の財団法人資訊工業策進会と共同で、台湾経済部工業局、フランス在台湾協会、台湾最大の華南銀行、STMicroelectronics、台湾の主要な政府系ファンド台杉投資（Taiwania Capital）の支援を受けて、アジア初となる「Sigfox Hacking House」を台北で発足させました。

このイベントには、技術革新のエピソードがある台湾のスタートアップ企業、IoT業界のエコシステム、蔡英文台湾総統の上級顧問呉栄義氏をはじめとした台湾政府機関関係者（中央および地方）、3億米国ドルの政府系ファンド台杉投資（Taiwania Capital）の現会長、フランス在台湾協会の事務所長ブノア・ギデー（Benoit Guidée）氏、経済部工業局事務局長チャンファ・レウ（Jang-Hwa Leu）氏、Sigfox最高導入責任者（Chief Adoption Officer）ラウティ・チェヒ（Raouti Chehih）氏、華南銀行副頭取トミー・リン（Tommy Lin）氏、STMicroelectronics台湾本部長ジュゼッペ・イッツォ（Giuseppe Izzo）氏、財団法人資訊工業策進会副CEOシャオ・ポー・ジェン（Hsiao Po-Jen）博士、UnaBiz共同創設者ヘンリー・ボン（Henri Bong）とフィリップ・チウ（Philippe Chiu）、そしてUnaBiz台湾市場業務執行取締役ロビン・チェン（Robin Chen）をはじめ、総勢120名以上が参加しました。

Hacking house taipei season one opening ceremony

学生24名が90日間で、概念実証を目標に、実在する問題を解決するIoTソリューションを開発します。ヤシ類を枯死に至らしめるヤシオオオサゾウムシ（害虫）の検出、ガスボンベの位置情報監視、消化器の監視など、クライアントが実際に直面している課題の中からSigfox IoT Agencyによって選定されました。「ホテルやオフィス受付の自動化に向けたスマートドアロックシステム」などの財団法人資訊工業策進会の課題、または参加チームのスタートアップ企業Think Tankが提出した「自動車保険の付帯条件を検出して自動化し、ThinkTankのブロックチェーンシステムとSigfoxセンサーに基づいて真実であることの証明を提供する」という課題も取り上げられました。

最も期待できるアイディアを持った3チームは自分たちの新規事業の立ち上げに対して、Sigfoxのグローバルネットワークインキュベーター、アクセラレーター、ベンチャー投資家から支援を受けます。

将来の起業支援者による取り組みが昨年シリコンバレーで開始され、容器の密閉状態が変化がしたときに輸出入企業に通知がされる「ConnectedSeals」ソリューションをはじめとした3つの実用的な試作品の作成に繋がりました。

Hacking Houseの参加者は全員、Sigfoxの技術を実際に体験できます。Sigfoxの技術には1,200社を超えるIoT新規事業が搭載されており、加入者は85,000件を超え、10,000個以上の開発キットが現在世界中で使用されています。

現地でSigfoxの運用を行っている企業、UnaBizの共同創設者兼最高技術責任者（CTO）のフィリップ・チウ（Philippe Chiu）は次のように述べています。「UnaBizは2016年以降、台湾における世界に通用するハードウェアの試作と製造管理のノウハウを促進することに注力しています。アジア初となるHacking Houseのイベントには、Sigfoxの技術とこの地域のエンジニアリングに関して深い知識を持った人材の融合があり、卓越したIoTイノベーションを日常生活にもたらすために必要な要素がすべて詰まっています。」

Full list of commercial partners:

● Business Next
● Fablab Taipei
● Mighty Net
● STMicroelectronics
● Taiwania Capital
● UnaBiz
● Zyxel Foundation
● French Tech Taiwan
● Soracom
● Jorjin
● Exosite
● PChome Online Inc.