トゥールーズの商事裁判所は本日、大規模なIoTサービスプロバイダーであり、シンガポールと台湾におけるSigfoxオペレーターであるUnaBizをSigfoxの新しいオーナーとして任命したことを発表しました。Sigfoxとその子会社であるSigfoxフランスSASの管財人手続きの結果は、満場一致で、陪審員、管理者、検察官、Sigfox SA、Sigfox France SAS、およびSigfox従業員代表による9人の最初の入札者によってUnaBizが最高のオファーとして選任されました。
今後数週間にわたり、管理人、Sigfoxマネジメント、および従業員代表者がUnaBizと協力し、所有権とともにSigfoxの既存の商業活動をスムーズに移行できるように進めてゆきます。
ビジネスの継続が新しい経営陣にとって最優先事項です。引き継ぎの際にUnaBizは既存の従業員110人を引き受け、また顧客の懸念に対処するために、会社の資産、帳簿、そして最も重要なミッションクリティカルなネットワークとバックエンドシステムを保護し、財務および運用の評価を行います。
「私たちをサポートしてくれたSigfoxのコミュニティ全体と、私たちの投資を承認してくれたフランス政府に感謝いたします。当所有権の移行はSigfoxの新たな始まりを意味しますが、UnaBizはSigfoxのフランスの主権を保証することは間違いありません」とUnaBiz共同創設者兼共同CEOであるHenri Bong氏は述べます。
Sigfoxは、IoT通信サービスの世界有数のプロバイダーであり、世界75か国で0Gネットワークのパイオニアとして、IoTの大規模展開を推進する独自のポジションをとっています。 「世界市場がパンデミックから脱却していく中で、今後12か月でSigfoxの販売パイプラインを確保することに加えて、UnaBizとSigfoxは、LPWANの統合に向けて取り組んでいきます。新しいSigfoxは、他のIoT通信技術と協力して新しい市場機会を獲得していきます」とHenri氏は付け加えました。
より耐久性があり協調的なグローバルエコシステムの確立を目指し、新しい戦略とガバナンスが導入されます。それはステークホルダーの利益の調整や、新しいチャプターにおいて会社の長期的な発展をサポートに向けたSigfoxの既存のパートナー、顧客、およびSigfoxオペレーターとのエンゲージメントの促進等を含みます。
Sigfoxについて
Sigfoxは、世界をリードするIoT(Internet of Things)通信サービスプロバイダーであり、0Gネットワークのパイオニアです。 Sigfoxは、75のSigfoxオペレーターが所有および運営するひとつのグローバルネットワークによって構成される超低コスト、超低電力ソリューションの独自の組み合わせを提供しており、企業が保有するアセットを見える化して世界中で追跡できるようにします。2,000万台の接続されたデバイス、1日に約8000万件のメッセージの送信がある中で、顧客が最小のコストでデータを得ながら、アセットの追跡やモニタリングなどの主要分野でデジタルトランスフォーメーションを加速できるように支援しています。
ISO 9001の認証を取得し、強力なパートナーエコシステムによってサポートされているSigfoxは2010年に設立され、フランスのラベージュに本社を置き、ボストン、ダラス、ドバイ、マドリード、パリ、サンパウロ、シンガポール、東京にオフィスを構えています。
UnaBizについて
UnaBizは、Sigfox、LTE-M、NB-IoT、LoRaなどの低電力ワイドエリア(LPWA)テクノロジーのハイブリッド全体において、センサー製品の設計、製造、およびデータプラットフォームサービスを専門とし、大規模導入の実績があるIoTサービスプロバイダーです。 UnaBizは、シンガポール、台湾、日本、フランスに拠点を置き、スマート計測、施設管理、アセット管理、アセット追跡などのスマートシティアプリケーションに力を注いでおり、世界28か国で140万を超えるセンサーを展開しています。 同社は、「Less is More」(控えめに行い大きな効果を挙げること)を信じており、シンプルなテクノロジーを活用し密接に接続された世界を構想しています。 UnaBizは、人とテクノロジーを統合することによって、大規模な影響を生み出し、地球上すべての人とすべての組織がよりスマートに、よりシンプルに、より持続可能な生活を送れるよう支援することを目指しています。
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