WHO（世界保健機関）は、2020年3月11日に新型コロナウイルス感染症（COVID-19）をパンデミックとして宣言しました。このパンデミックによって世界中が前例のない問題に直面しており、政府や公的機関は、コミュニティの安全を保つための技術を探し、感染症と戦っています。

UnaBizは、パンデミックへの対応を支援するプロジェクトに無料の接続を提供。さらに、コロナウイルスに関わる課題に企業やコミュニティが対処するために役立つIoTソリューションツール等のリストを作成しました。

これらのソリューションはインストールが簡単で、すぐに利用できるものです。企業が通常どおりビジネスを行いながら、リモートで情報にアクセスし、ポストコロナのコミュニティを保護するのに役立つようにすでに展開されているものもあります。

これらのソリューションについて不明点がありましたらお問い合わせください。

清潔に保つための需要に対応。成果に基づくサービスです。

スマートトイレ、ゴミ管理

新型コロナウイルス感染症の発生によって、清掃サービスの需要は4倍に急増しました。 清掃とメンテナンスへの爆発的な需要に対して、限られた労働力でにどのように対処したのか、成果に基づくサービスによってどのように業務を拡大したのかをご紹介します。

ネズミなどの動物監視システム

新型コロナウイルス感染症によって、世界における労働力の5分の4が封鎖、つまり身動きが取れない状況になっています。リモートモニタリングと成果に基づくサービスが、どのように運営や保守にかかる人の介入を減らし、ビジネスの継続性、そしてスタッフ・顧客の保護に繋がるかをご紹介します。

スマートボタン

清掃やメンテナンス、手指消毒剤の補充が必要な際、一時的な検疫施設や一人でいる高齢者をモニタリングするための支援ボタンとして使用することができるUnaBell。インフラストラクチャが整っていなくてもすぐに導入することができるプラグアンドプレイのスマートボタンです。

コンタクトトレーシングを行うことで、サプライチェーンロジスティクスのサービスの質の向上につなげることが出来ます。

屋外のグローバルアセット追跡

毎年、コンテナやパレットなど繰り返し使用されるアセットの10〜40％が配送中に紛失されます。 出発地から目的地までの配達ルートの履歴データを監視および記録し、緊急時の追跡を容易にします。

屋内のアセット追跡

重要なアセットの配置ミスや責任者の引き継ぎミス等が起こると、追跡することが出来なくなります。そして失われた資産の回収のために人が動くことで、スタッフの時間の10〜30％が無駄になります。カスタマイズされた屋内マッピングを使用し、重要な資産または人員を追跡することで、それらを未然に防ぐことが出来ます。

アセット運用管理

温度センサーを内蔵したコールドチェーントラッカーで、生鮮食品や医薬品等の状態を追跡・モニタリングします。 時間通りに、良好な状態の商品を常に配達できることにつながります。

リモートモニタリングによる公共サービスのデータ収集の自動化

ガス、水道メーター

ガス、水道等の使用データは、スタッフが毎月実際に各家庭に訪問し、手動で収集するのが従来の方法でした。しかし労働力の不足とロックダウンという状況下では、これらを行うことは簡単ではありません。 メーターの読み取りをリモートで定期的に、コスト効率よく行い、顧客に正確な請求を行う方法をご紹介します。

スマートロッカー

配達者と受取人の接触を排除することで、感染症の伝染を減らすことにつながるスマートロッカー。 内容物が何であっても、配達ドライバーや宅配便業者と受け取る側の直接のやり取りなしで配達するための、安全で確実な方法です。

温度モニタリング

高温、低湿度は感染症のリスクを高め、薬剤の品質に影響を及ぼす恐れがあるため、病院での温度と湿度の管理、維持は非常に重要です。 モニタリングシステムを導入することで、スタッフが他の重要なタスクに集中し、時間を割くことが出来ます。

職場やショップスペースでの安全な環境の維持

空気品質モニタリング

大気質の悪い環境で生活している人がコロナウイルスに感染すると、そうでない人に比べて生存の可能性が低いことが研究でわかっています。この感染症は最大6か月間におよび肺の損傷を引き起こす可能性があるため、コロナ後の世界においては、大気質の改善が重要であり、それなしには持続可能な世界にはなりえません。施設の空気の質をモニタリングし、店舗訪問者やテナントの健康、安全、生産性を保ちます。

ワークスペースの最適化

コロナウイルスは、雇用主、不動産サービスプロバイダー、土地や物件オーナーのオフィスに対する考え方を変えました。 在宅勤務や不動産費用増加の傾向により、ワークスペースの活用が脚光を浴びています。 効率よく使用されていないワークスペースと不動産に関する情報を収集し、長期的に運用コストを削減します。

雑踏警備のための人数カウンター＆動作感知機

ショッピングモールや公共スペースで導入されている雑踏警備管理の取り組みは、コロナ後も継続されるでしょう。24時間年中無休で人感センサーや動作感知機を使用し、施設のすべての入口と出口をリモートで監視することにより、警備、管理における人の労力を軽減します。 施設内の群集レベルをリアルタイムで管理し、訪問者の安全とセキュリティを保ちます。

その他ソリューション

アクセス制御（ドアへのコンタクト）

コストがかさむ警備員やビデオカメラを配置する代わりに、ドア接触センサーで監視を行います。 公共スペースやショッピングモールでの雑踏警備、管理に対する需要の高まりによって、施設管理者や警備員が直面している人手不足を緩和することが出来ます。

AEDモニタリング

心肺停止はどのような場所でも起こり得ることです。心肺蘇生と早期除細動の実施だけでなく、神経系へのダメージを最小限に抑えること、専門の救急医療班の早期の到着が生存率を高める上で重要になるため、救命機器（AED)ボックスからAEDが外された際に、救急へ自動で警報を送ります。